西東京市にいる組み込みおやじ-電子工作、回路設計、ファーム TIPS

このブログは令和デバイス株式会社の菅原が、電気電子、電子工作、組み込みソフトウェアなどで、自分が苦労したところや面白い気づきなどを記事にしていきます。電子工作やマイコンに親しむ人が少しでも増えたらという思いでつづります。
やっぱり、電子工作が好きなんですよ。
an-r01an0339ju0205-rx-can RX63系で CAN0が動作しないことがある報告
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    JUGEMテーマ:組み込み開発

     

    RX600 シリーズ CAN アプリケーションプログラミングインタフェース

    an-r01an0339ju0205-rx-can 

    R01AN0339JU0205
    Rev.2.05
    2018.02.07

    にて。。

     

    RX63 の CANのマイコンで不具合があります。RX62系はありません。

     

    RX630 で 以下のようにCAN0のポートを PD1,PD2にしたところ 動作しませんでした。

     

    config_r_can_rapi.h 

    #define CAN0_RX_PORT PD2
    #define CAN0_TX_PORT PD1

     

    実機でデバッグ中にレジスタを見てみると CAN0のレジスタに書き込みされていませんでした。

     

     

    原因を探ったところ以下のところに不具合がありました。

     

    r_can_api.h 

    78行目から

    /******************************************************************************
    Definitions Used to make the port pin selection logic work 
    ******************************************************************************/
    #define    P14        14
    #define    P15        15
    #define    P32        32
    #define    P33        33
    #define    P54        54
    #define    P55        55
    #define    P66        66
    #define    P67        67

     

    とあります、 PD1,PD2の設定がありません。

     

    PD1,PD2の設定がないところだと 以下のような記述の場合

     

    #if (CAN0_RX_PORT) && (CAN0_RX_PORT == P33)

     

    #elif (CAN0_RX_PORT) && (CAN0_RX_PORT == PD2 )    

      ここを有効としたい

    #else     

      しかしここが有効となっていた

    #endif    

    PD2が #defineされていないので #else以下が有効となってしまいました。

    すなわち、 ポートが設定されていないので CANは使わないという解釈がされていました。

     

     

    そこで

    #define      PD2        132
    #define      PD1        132

     

    と追加したところ 動作するようになりました。

     

    PD2,PD1に設定する値は 他のポート設定と重複しなければOKです。

     

    今回 北斗電子のHRSBRX630Bで開発していました。

    HRSBRX630B は PD2,PD1をCANのポートとして 回路設計しています。同じようにはまることがありませんように。

     

     

     

    | 令和デバイス-菅原 | Renesas RXマイコン | 20:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
    会社設立となりました
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      JUGEMテーマ:組み込み開発

       

      いままで個人事業として活動してきましたが、活動内容が大きくなってきたこともあり、法人化することとなりました。

       

      新組織名

      令和デバイス株式会社

      令和元年5月8日設立 !

      ということで、新しい時代の幕開けに 新しい組織となりました。

       

      このブログは 今まで通り継続していくこととなります。

       

      会社設立にともない ビーコンの業務はすべて 新会社が引き継ぎます。

       

       

      | 令和デバイス-菅原 | このブログについて | 05:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
      nRF52 SPIのMISOピンをプルアップ設定にする
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        JUGEMテーマ:組み込み開発

         

        nRF52でADCをSPI通信で動かしているが、一点問題がでてきた。MISOピン(マイコンから見ると受信データ)のプルアップをしていないため、SSピンが LOでないときに MISO ピンがオープンになってしまう。

        nRF5xのIOポートは個別に プルアップ、プルダウン等の設定にできるのだけど、 Nordicから提供されているSPIのライブラリではMISOピンが プルアップ設定になっていないようだ。

        ライブラリを活用しているので、ライブラリで提供されている関数で行うのが美しい。

        かといって、MISOをプルアップにするオプションは見当たらなかった。

        そこで、 ペリフェラルの設定を直接変えることとした。

        青文字が追加した部分。

         

          nrf_drv_spi_config_t spi_config = NRF_DRV_SPI_DEFAULT_CONFIG;
            
            spi_config.ss_pin   = SPIM0_SS_PIN;
            spi_config.miso_pin = SPIM0_MISO_PIN;
            spi_config.mosi_pin = SPIM0_MOSI_PIN;
            spi_config.sck_pin  = SPIM0_SCK_PIN;
            spi_config.frequency    = NRF_DRV_SPI_FREQ_250K;                     
            spi_config.mode = NRF_DRV_SPI_MODE_1;

            APP_ERROR_CHECK(nrf_drv_spi_init(&spi, &spi_config, spi_event_handler,NULL));
            

            NRF_P0->PIN_CNF[SPIM0_MISO_PIN] |= (GPIO_PIN_CNF_PULL_Pullup<<GPIO_PIN_CNF_PULL_Pos);
         

        これにより、プルアップが効いて、SSがLO以外の時でも オープンになる事はなくなった。

         

        | 令和デバイス-菅原 | nRF5x Nordic | 10:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
        ノイズのことはノイズのプロだな
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          先日ノイズのトラブルがあった。

          弊社で作った電子回路の ADが異常な値を表示するとのこと。

          何度か現場に足を運んだが、ある程度はよくなったが、どうも原因が複数あるようで、自力解決は時間がかかりそうだなという判断になった。

           

          そこで、以前セミナーで講師を務めていた方が開設するノイズコンサルの会社を思い出して連絡してみた。

          その会社は SSノイズラボラトリ という会社で、メールで問い合わせたら数日後に回答をいただいた。

           

          SSノイズラボラトリ

          https://www.ssnoiselab.com/

           

          社長さんはもともとは大手の電機メーカーで、自社の製品が使われている現場の電気的なトラブル対応をしていたそうだ。大学の講師などもしているらしい。

          相談すると現場に来てくれるとのことで、同行してもらい、現場でノイズの観測や 発生源、経路の特定と仮処置をしていただいた。

          最初は結構悩んでいたが、状況が確認できると、原因や対処について説明してもらった。

          自社製品や接続先の装置の問題点、配線の問題などを指摘してもらった。

           

          結構お忙しいみたいなのだが、今回はたまたま同行していただきラッキーだった。

           

          EMSなどのノイズ試験などにも相談に乗ってくれるようだ。

          ノイズのことで悩んでいたら、こういう専門家に頼るのが一番かなと思った。

           

           

          JUGEMテーマ:組み込み開発

          | 令和デバイス-菅原 | 組み込み開発 | 10:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
          UP mini2 ES セルボード作ってみた
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            JUGEMテーマ:3Dプリンタ

             

            UP mini2 ESのセルボードについて、純正を買うとちょっと高い。

             

            よく見ると、プリント基板と同じような材質じゃねって思って、中華激安基板メーカーで作ってもらおうと考えた。

             

            KiCADでこんな感じでつくる。

            今回は基板に穴だけ。当然配線はない。

             

            普通の基板よりドリル穴がやたらと多いが、大丈夫か心配になる。

             

            なんとかガバーデータを作り上げてElecrow にオーダーをかけてみる。

             

            最初は失敗したが、もう一度送りなおしたらなんとかオーダーが通った。

            試しなので 5枚をオーダー。送料は一番安いのを選ぶ。全部で $50ぐらいだった。一枚当たり $10

             

            注意点は 2.0mmの基板を選ぶこと。セルボードは2mmになっているので、これだけは守らないといけない。

            シートを張ることを考えている場合は、シートの分をマイナスして 1.6mm等でもよいかもしれない。

             

             

             

             

            オーダーの後、データにパターンがないけど送ってくれというような問い合わせがきた。そりゃそうだろう。

            3Dプリンターのステージに使うことを説明したら納得していた。

            それにしても 穴の数がめちゃ多いので、ドリルの時間がめっちゃかかるんじゃないだろうか

             

            1/7にオーダーして 1月の末に届いた。

            まあ、遅いが気にしない。

             

            左が本物。右がオーダーしたセルボード

             

            普通に使えましした

             

            これで、大体半額ぐらいで同等のものが用意できることになる。

            5枚あるといろいろと便利だろう。

             

            もしもガバーデータが欲しい人がいたら連絡ください。

            | 令和デバイス-菅原 | 3Dプリンタ | 15:51 | comments(6) | trackbacks(0) |
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