ソーラーバイクレース実行委員会では先の大震災の被災地支援として携帯電話のソーラー充電器を製作しました。
これは、ソーラーバイクレース実行委員会がスポンサーより提供されていたソーラーパネルにDC-DCコンバータ回路をつけた、電気がなくても携帯の充電ができる装置です。
自動車のバッテリーも接続できるようになっています。バッテリーを接続すると、太陽が出ている間にバッテリーに充電して、太陽光が当たらなくなっても連続して携帯に充電できます。
ソーラーの充電器を検索してみましたが、ソーラーパネルが手のひらサイズぐらいの個人用ばかりで、意外にもこのような大型の充電器は世の中にはありませんね。このぐらい大きなソーラーパネルを使うと、20?60分で充電できるようです。
昨日はぐずついた天候だったのですが、それでも充電できたとのこと。なかなかの高性能ぶりを発揮しています。
ソーラーバイクレースにかかわるメンバーや、Twitterで呼びかけたメンバーがあつまり、3/15日より制作を始めて、昨日 21日に約50台を完成させました。
これらは浜松市の消防局にお願いして、現地に設置されれます。
制作の模様
DC-DCコンバータ基板
ハマ零代表のサイン入りでございます。
すでに 13台は現地に収められて、活躍しているとのこと。
充電器の出力は USB端子になっているので、携帯電話のほかにDSとか USB端子のあるメディアプレーヤーや iPadにも使うことができます。
実際に今回出張中に被災して、避難所にも一時いた、山脇さんによると、たとえ電波がつながりにくくても、現地の人にとっては携帯が動くだけでほっとするとのことです。
作ったばかりではありますが、早くこの充電器が役割を終えることを切に願います。
リンク
被災地へ携帯電話充電器を?浜松のソーラーバイクレースが準備
写真=出来上がった充電器を喜ぶ山脇さん。
東日本大震災被災地支援活動 ← 充電器の性能がよくまとめられています。動画もあり。