高田馬場の組み込み屋さん-電子工作、回路設計、ファーム TIPS

このブログは令和デバイス株式会社の菅原が、電気電子、電子工作、組み込みソフトウェアなどで、自分が苦労したところや面白い気づきなどを記事にしていきます。電子工作やマイコンに親しむ人が少しでも増えたらという思いでつづります。

組込開発、電子回路設計製作、試作開発など令和デバイス(株)で承ります。
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LIN-シリアル変換基板
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    LINの信号をモニターしたいなと考えて、検索したところ、なかなかありません。
    手持ちのオシロスコープにはLINの解析機能もないし、それならばと、LIN-シリアル変換基板を作ってみました。
    LIN-USB変換基板の写真
    当初はマイコンを入れて内部で変換してからPCでモニターしようと思いましたが、
    レベル変換さえすれば、PCでそのまま見ることができるだろうと思い。変換回路のみとしました。
    また、変換自体にソフトウェアは不要ですので、この通りにハンダ付けすれば動きます。

    LINは  1KBPS〜20KBPSの通信速度をとります。当然ながら PCのシステムの制約でたとえば 9600BPSとか2400BPSなどの数種類からしか選べません。また、送信しようとするとPCの反応速度があるので 実用になるかは不安です。
    まずは、モニターできればよいと考えて作りました。

    LIN-RS232Cという手もありますが、手持ちで TTL-232R-5V があったこともあり、USBから電源をいただけると便利だなということで、 LIN-USB変換ケーブルとなりました。

    回路図は以下の通り

    LIN-USB変換基板 回路図
    クリックで拡大します。

    とりあえず保護回路として、LINの電源には、順方向のダイオードとリセッタブルヒューズを入れてあります。
    5V側にはリセッタブルヒューズをいれてあります。(TTL-232R-5Vがどうなっているか不明だったため)
    また、ユニバーサル基板の裏面がどこかに触れてショートしないように、ユニバーサル基板を二重にしてあります。

    この回路だと 車とPCのグランドが短絡しています。その点はご注意ください。

    早速LINの通信状態をTeraTermでモニターしてみました。
    LIN をTeraTermでモニターしたところ

    元気にドンどこ信号をモニターできます。(諸般の事情により画像は縮小しています)

    LINの場合バイナリなのでこれだけだ、なにをやっているかわかりません。
    PCのソフトウェアを開発しないといけませんね。。





    JUGEMテーマ:電子工作
    | 令和デバイス-菅原 | LIN-シリアル変換 | 18:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
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